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Top Gun Project 「未来のクリエーター育成キャンプ」第9回デモレビュー(9/28)

みなさん、こんにちわ。日本マイクロソフトのエバンジェリストの渡辺です。

2か月に渡り実施された Top Gun Project も、いよいよ本日が実質の最後となります。各チームごとに、この夏のプロジェクトの成果発表、および、デモンストレーションを行っていただきました。

 

チーム「KISO」

鼻息を使って操作するインタラクティブゲーム「ハナーン」。非常にユニークなアイデアだと思います。プレゼンテーションも寸劇を使って、作品の世界観を提示していました。10/23~26に日本未来館で開催される DCEXPO でのデモ出展作品に選ばれました。

 

チーム「はみたす」

KINECT、パラメトリック・スピーカーなどを活用した新したタイプのコミュニケーションツール「ちょっ会」。プレゼンテーションからは、ワクワク感、面白うな感じが伝わってきました。利用している要素技術は興味深いので、作品としての完成度をあげて欲しいと思いました。

チーム「SANKYU」

自動車の動く感覚を手に伝える「がたことcar」。テクタイルを利用したソリューションですね。発想は面白いので、作品としての完成度を高めてほしいと思いました。

チーム「YOTOM」

Oculus Rift を利用したスケードボード疑似体験作品「Skater's High」。発想はシンプルなので、どこまで実際のスケードボード体験を演出できるかが勝負だと思いました。ヘッドフォンで音を聴かせたり、扇風機で風を体感できるなど、様々な工夫がなされている点は良いと思いました。

チーム「枯山水」

緊張を再現、拡張する作品。緊張の度合い(心拍数センサー)による計測により照準がブレる銃という作品でした。発想はユニークなので、完成度を高めてほしいと思いました。

 

全体的には、仮想空間だけでなく、実際のものをインタラクティブに操作するIoT的な発想の作品が多いのが特徴でしたね。現在のトレンドがよく表れていると思いました。

最終的に成果発表を行うことができたチームは、5チーム。まずは、この5チームのメンバーの皆さん、最後まで完走いただき、おめでとうございます。そして、ありがとうございます。このプロジェクトで、初めて出会ったメンバーとディスカッションを重ねて、自分たちが作りたいものを、最終的に作品として形を残せたことは、今後に向けても大きな自信となると思います。実際は、メンバーとうまく協力できなかったり、思い描いたものが作れなかったり、最終的な作品に対しては満足していないと思いますが、自分に足りなかったもの(コミュニケーション能力、テクニカルスキルなど)を理解することが次につながります。今回の経験をいかして、次にチャレンジいただければと思います。

日本マイクロソフトとしては、今回のプロジェクトは、初めての試みで、試行錯誤がありました。今回、参加いただいた学生の皆さんや協力いただいたKMDの皆さまから、いろいろとフィードバックいただきましたので、次回に向けて、より魅力のあるプロジェクトにしていきたいと思います。ブログを読まれて、参加してみたいと思った学生さんがいましたら、ぜひ、機会がありましたら、チャレンジいただければと思います。

本日、最終的に作品発表を行っていただいた5チームの作品は、10/23~26に日本未来館で開催される DCEXPO 2014に出展いたします。デモ展示とポスター展示。興味のある方は、日本未来館にお越しいただき、見学いただければと思います。