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Top Gun Project 「未来のクリエーター育成キャンプ」第7回「Unity & Oculus, ゲストトーク」(8/20)

みなさん、こんにちわ。日本マイクロソフトのエバンジェリストの渡辺です。

Top Gun Project の第7回目の様子をレポートします。今回は、午前からスタートして、夕方の懇親会まで、非常に中身の詰まった回となりました。前半は、Unity と Oculus を使用したワークショップが開催されました。残念ながら、私は、こちらの前半のワークショップは参加できませんでしたので、関連情報をいくつか掲載しておきます。

Unity は、近年、ゲーム開発者に大人気のマルチプラットフォーム対応のゲームエンジン。リッチな3Dゲームを比較的に簡単に作成できるのが魅力なのか、大人気の開発環境ですね。今回のワークショップは、Oculus と組み合わせて利用するということで、そのまま、Unityの開発環境を利用していたようですが、Visual Studio との連携も可能ですので、興味ある方は、こちらも試してみてください。

Visual Studio Tools for Unity

こちらは、Visual Studio Professional 以上のエディションが対象となりますが、学生のみなさんは、DreamSpark から無償で入手可能です!

Oculus を Windows で利用する方法については、こちらの記事が参考になりそうです。

Hands-On with Oculus Rift Virtual Reality Development Kit (英語の記事です)

 

後半は、ゲストトークということで、2名のゲストに登壇いただきました。

 1人目は、ワンビ株式会社 の加藤貴 社長にお越しいただきました。Top Gun Project は、そのサブタイトルの通り、クリエーターを育成するキャンプですが、学生さんの将来の選択肢として、デベロッパーやクリエーター以外にも、様々な選択肢が考えられます。加藤社長には、起業家(アントレプレナー)という選択について、ご自身の体験を踏まえて、ご紹介いただきました。Imagine Cup で日本の学生さんと関わった経験から言うと、日本の学生さんは、起業までいかなくても、ビジネスの視点が、他の国の学生に比べると相対的に弱いと感じています。加藤社長には、起業(ビジネス)に必要なものは何かを非常にわかりやすく説明いただいたので、起業せずとも、ビジネスの視点で、大変参考になる話が多かったと思います。

 2人目は、日本マイクロソフトの春日井に、Imagine Cup 2014 世界大会の報告をお願いしました。世界の同年代の学生たちが、どのようなプロジェクトに取り組み、世界大会に参加してきているなど、 終了したばかりの最新情報を伝えていただきました。ITの世界に国境がないというのを実感いただけたと思います。この Top Gun Project から、将来、Imagine Cup の世界大会に出場する学生さんが登場してくることを期待しています。

ゲストトーク終了後は、Top Gun Project がスタートしてから、初めての懇親会を開催しました。こちらには、スペシャルゲストとして、日本マイクロソフトの最高技術責任者であり、マイクロソフトデベロップメント株式会社の社長である加治佐俊一に参加いただきました。また、講師を担当いただいたエバンジェリストの戸倉や春日井にも参加いただきました。各チームごとに分かれて、学生さんと話しましたが、まだ、何を制作すべきか悩んでいるチームが多い感じでした。利用可能なテクノロジーの選択肢は、豊富に提示してきましたが、「自分たちは何を作りたいのか?何を実現したいのか?」という根本的な問い詰めが不足しているのかもしれませんね。まずは、とにかく作ってみてはどうでしょうか?何事も経験しないと、よいものは作れないと思います。スクラップ&ビルドで、どんどんチャレンジしていってほしいと思いました。