就職活動最前線 ~エバンジェリストが見た就活生の実像~
こんにちは。マイクロソフトの渡辺です。
テクニカルエバンジェリストとして、就活セミナーなどでの講演を通じて、
年間数千人の就活生と向き合った体験から感じた就活生の実像をレポートします。
1.向上したヒューマンスキル
近年、ヒューマンスキル(社会人としてのマナー、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力など)の
重要性が強調されたこともあり、数年前の就活生と比較すると就活生のヒューマンスキルの向上が感じられる。
特に、最近の学生さんは、プレゼンが上手くなったというのは、一般的にも認知されはじめていることだろう。
2.物足りないテクニカルスキル
企業のグローバル化やICT化に見合うテクニカルスキルの保持という点では、
多くの企業が、現在の就活生(学生全般)に物足りなさを感じているのではないだろうか。
内閣府の“ICTリテラシーと学校教育の国際比較” を参照するまでもなく、
日本の教育環境のICT化の遅れは、かなり深刻である。
就活セミナーでも、テクニカルスキル以前の基礎的なICTリテラシーが
不足しているのではないかと感じる就活生が数多く見られた。
就活セミナーなどで、就活生がタブレットやノートPCなどデジタルツールを活用している姿は、
残念ながら、ほとんど見かけることがなかった。
日本の学校生活においては、それらのデジタルツールは、必需品ではないのだろう。
3.テクニカルスキルで差をつける
ヒューマンスキルは重要であるが差がつきにくくなっている。
次のようなステップで、テクニカルスキル(ICTスキル)を身につけてはいかがだろうか?
マイクロソフトのDreamSpark (無償でマイクロソフトの開発製品、ツールを入手できるプログラム)により
無償で開発ツールを入手して、マイクロソフトの無償オンライントレーニングコンテンツ MVA (マイクロソフト ヴァーチャル アカデミー)や、
セミナーやワークショップを通じて学生のICTスキル向上を支援する Digital Youth Project を通じて学習し、世界標準のIT認定資格の登竜門である MTA (マイクロソフト テクノロジー アソシエイト)を取得しよう。
マイクロソフト テクニカルエバンジェリスト 渡辺