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Windows Server 2012 R2 または Windows 8.1 の環境で KMS ホストを構築する際に電話認証ができない

本記事の最新版をフォーラムにて紹介しております。

記事の改訂が含まれる場合がございますので、フォーラムの情報を参照してください。
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こんにちは!Windows プラットフォーム サポートの河野 (コウノ) です。

Windows Server 2012 R2 または Windows 8.1 の環境で KMS ホストを構築した場合、

 

電話でライセンス認証を行う際、以下の事象が報告されております。

 

 

slui.exe 4 コマンドで電話によるライセンス認証のウィザード画面を表示させようとしても、

 

[電話による Windows のライセンス認証はできません] とのメッセージが表示され、

 

電話によるライセンス認証のウィザード画面は表示されません。

 

 

この場合、以下のコマンドによる電話認証の手順をお試しください。

 

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1. コマンド プロンプトを管理者権限で開きます。

 

2. 以下のコマンドを実行し、OS のインストール ID を確認します。

   cscript %WinDir%\system32\slmgr.vbs /dlv

 

※ この後の手順でインストール ID を使用します。

   メモ帳などのテキスト エディターにコピーし、

   以下のように 6 桁毎に区切っておいていただくことをお勧めいたします。

 

(例)

xxxxxx-xxxxxx-xxxxxx-xxxxxx-xxxxxx-xxxxxx-xxxxxx-xxxxxx-xxxxxx

 

3. マイクロソフトのライセンス認証窓口 (0120-801-734) に電話をかけていただき、

   電話の音声ガイダンスに従って、手順 2 で確認したインストール ID を

   電話機で入力します。

 

4. 電話の音声ガイダンスに従って操作し、OS 認証用の確認 ID を書き留めます。

 

※ この後の手順で確認 ID (48 桁) を使用します。

   いったん、メモ帳などのテキスト エディターに入力しておいていただく

   ことをお勧めいたします。6 桁毎の区切り文字は不要です。

 

(例)

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

 

5. 以下のコマンドを実行し、指定した確認 ID を使用して

    ライセンス認証を行います。

 

   cscript %WinDir%\system32\slmgr.vbs /atp <確認 ID>

 

※ <確認 ID> には、手順 4 で取得した確認 ID を入力します。

 

(例)

cscript %WinDir%\system32\slmgr.vbs /atp xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

 

上記コマンドが正しく実行されると、確認 ID が正常に登録された旨の

メッセージが表示されます。

 

6. 以下のコマンドを実行し、KMS ホスト キーが正しくインストールされ、

   ライセンス認証されているかどうかを確認します。

 

   "ライセンスの状態" が "ライセンスされています" と表示されていれば

   問題ございません。

 

  cscript %WinDir%\system32\slmgr.vbs /dlv

 

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