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最新MDT情報とバージョンアップについて

みなさん、こんにちは。

Windows 10 導入に向けての準備はいかがでしょうか。好評いただいていたMDTブログですが、しばらく更新ができていませんでした。 少し間が空きましたので、今回は最新版のMDT情報をお届けします。

 

2018年3月時点での最新のMDTはBuild 8450です。(2017年12月リリース) このバージョンでは次の構成をサポートします。

・Windows ADK for Windows 10, version 1709

・Windows 10, version 1709

・Configuration Manager, version 1710 

 

MDT Build 8450は Microsoft Download Center より取得する事ができます。また、 Windows ADK for Windows 10, version 1709はMicrosoft Hardware Dev Center から入手する事ができます。(adksetup.exe file version 10.1.16299.15)

最新版のMDTでは、新しいWindows 10のサポートに加え、いくつかの品質更新も行われています。詳細については MDT Team Blog(英語)を参照してください。

 

ところで、みなさんはどのバージョンの MDT をお使いでしょうか? 展開したいWidows 10 のバージョンが上がった場合に、MDTもバージョンアップが必要ですか? という質問をよく頂きます。 マイクロソフトが新しいMDTのリリース時は、その時点における最新バージョン構成でテストを行っています。これら以外の構成でも動作する可能性が高いですが、特に新しいバージョンの Windows 10 を展開する時には、MDTとADKを最新化する事をお勧めします。 

 

MDTとWindows ADKのバージョンアップは難しくありません。次の手順でバージョンアップが可能です。
※念のためタスクシーケンスのバックアップを取る事をお勧めします。詳しくは本ブログの過去記事を参照してください。

バージョンアップの方法は管理者権限で次の内容を行います。

1.       古いバージョンのWindows ADKをアンインストールします。

2.       最新バージョンのWindows ADKをインストールします。

3.       最新バージョンの MDTをインストールします。(アンインストールは不要です)

4.       Windows Deployment Workbench を立ち上げ、既存のMDT共有から「Upgrade Deployment Share」を選びます。 後はウィザードに従って進めてください。

5.       アップグレードが完了すれば、今まで通りにMDTをお使い頂けます。

<MDTバージョンアップ後に表示されるアップグレード画面>

<MDTアップグレードウィザード 完了画面>