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Visual Studio & .Net Framework プロダクト フィードバック センターがオープンしました

本日より、マイクロソフトの開発ツール製品に関する障害報告とご提案をいただくためのプロダクト フィードバック センターをオープンしました。使い方の詳細に関してはhttps://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/feedback/ をご参照ください。

このプロダクト フィードバック センターの特徴は、裏側のプロセスとして英語版のプロダクト フィードバック センターのスタッフを最大限利用していることです。その中には米国本社で直接的にVisual Studio や .NET framework の開発に関わっているスタッフも多く含まれます。

そのメリットはたくさんありますが、まず対応スタッフの層の厚さがあります。スタッフの数、その専門性、どちらを取ってもかつてないほどの規模になったと思います。

今までそのスタッフを利用するためには、日本のお客様も英語によるコミュニケーションが必須でした。それが本日からは専任の翻訳者を日本におき、日本語のフィードバックは英訳し、かつ英語の回答は日本語訳することができるようになりました。これによりお客様からは日本語でフィードバックをいただき、開発担当者からのコメントは日本語で読めるようになりました。今回は時に、その翻訳プロセスもサイトで公開しながら運営します。

これで形の上では、英語圏のお客様向けサービスに見劣りしない体制ができたと思います。ただし、このような試みは非英語圏としては日本の例が初めてなので、まだまだ文字通り試行錯誤の毎日です。何かお気づきの点がありましたら、こちらまでメールでお送りただけましたら助かります。

最後に、ここでひとつ採用されやすいフィードバックを送る際のコツをお知らせしようと思います。

フィードバックを受け取った側として一番重視するのは「問題再現のための情報」です。フィードバックの内容をマイクロソフト側で再現できない場合、そのフィードバックに関する調査はそこで止まってしまい、結果的に製品開発に活かすことができなくなります。

また発生した問題に対して「私としてはここはこうなっていないと困る」という「期待する動作」に関する情報も重要です。加えてその問題に起因する皆さんのビジネスに対する影響について、できる範囲で報告していただけると完璧です。

また場合によって「もしかしたら製品の障害?」といった、確信はないが気になる問題を見つけることがあるかもしれません。そのような時にはプロダクト フィードバック センターに行く前に、まず Visual Studio フィードバック フォーラムに投稿して、開発者コミュニティから助言を受けるのがいいのではないかと思います。その上で製品の障害である可能性が高いならば、その背景情報を合わせてプロダクト フィードバック センターに投稿してみてください。そうすれば期待する回答が得られる可能性も高まると思います。

プロダクト フィードバック センターは通年で運用していく予定です。皆様の日常の開発業務をサポートするツールの一つとして、是非ご利用いただきたいと思います。

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