日本語版Windows Live Safety Center Beta版
MSNのトップページ https://www.msn.co.jp にある、MSNのおすすめのところに、ひっそりと「セキュリティ対策」というのが追加されていますね。あまり意識していなかったのですが…。
このリンクを辿ると、次のURLへジャンプします。
https://safety.live.com/site/ja-jp/default.htm
これは、Windows Live Safety CenterのBeta版。ja-jpというディレクトリに配置されているだけのことはあり、画面は日本語になっています。
サイトの説明を引用すると、
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とのことです。スキャンツールはActiveXの技術を使って実行されます。
スキャン中の様子をビットマップとして添付してあります。スキャン途中ですが、1個のウィルスが見つかったと表示されているので、これがどのウィルスなのか、チェックしたいところです。
検出の精度や将来の脅威に対する対応がどうなっているかわかりませんが、Internet Explorerがあれば、即座にウィルスとスパイウェアの検出ができるというのは、よい事でしょう。
Windows DefenderやWindows Live Safety Center、これらは、マイクロソフトがセキュリティに対して、向き合っている例に過ぎません。
日々、新しい脅威が世界のどこかで開発され、ネットワークを通じて広められます。セキュリティソフトウェアベンダーが新しいシグネチャを開発している一方、マイクロソフトもそれらの脅威に対して向かい合っています。
しかしながら、ソフトウェアベンダーがいくらセキュリティに対して向き合っていても、最終的には、ソフトウェアを使う人々の安全に対する意識が変わらなければ、問題はいつまでも解決しないでしょう。P2Pソフトウェアからダウンロードした圧縮ファイルに付属するウィルスの問題、また、最近は多重にウィルスやスパイウェアが組み合わされた脅威が存在し、リアルタイムにマルウェアを検出する環境でなければ、単なるWebサイトからも容易に問題となる悪意を持ったプログラムを実行してしまうことがあります。安易にURLをクリックしない、という意識を持ってネットに接することが必要です。
ウィルス対策、スパイウェア対策、皆さん、万全ですか?