個人情報の保護を考える
本来はChannel 9ネタであるのですが、マイクロソフトの活動として大切なことなので、こちらにログを残すことにします。
Channel 9に出演していただけそうな人々を公募しようと、Channel 9日本版サポートブログに書き込みを始めて、さて、投稿…と思った瞬間に手が止まりました。
「あっ、個人情報の収集になるじゃない、これ (^^;」
書きかけていた内容(一部削除)は以下の通り。
マイクロソフトの製品をお使いで事例を公開したい企業の方、マイクロソフト製品に精通しているMVPの皆様、マイクロソフトを応援したいという皆様、Channel 9に出演してみませんか。
先ほど、米国のDeveloper & Platform Evangelismのマーケティング戦略マネージャとChannel 9日本版について1時間半ほど展開プランをディスカッションしました。その中で、出てきた提案として、「お客様に出演してもらうのはどうか」というものがあり、公募をかけてみたいと思います。
Channel 9は、広告配信を行っていないため、出演にあたって、出演料をお支払いすることはできません。お金目的ではなく、顔や声をネットを通じて「マイクロソフトの製品やサービスでこのような経験をした」ということを世に広めてみたいとお考えの皆様、下記の要領で企画をまとめて、お知らせください。
題目(Subject): 1行でまとめてください
ブログメッセージ: フリーフォーマットで何を伝えたいかを説明ください
メディア形式: ビデオ or 音声
...(略)
・・・
いかん、名前・所属・連絡先などを集めたら、それぞれ個人情報保護に該当するではないですか。
マイクロソフトでは、個人情報保護について、下記のURLでプライバシーの声明を出しています。
Microsoft.com Japanプライバシーに関する声明
https://www.microsoft.com/info/ja/privacy.mspx
・・・
あやうく、個人情報保護を正しくないプロセスで集めるところでした。
マイクロソフトでは、「マイクロソフト個人情報保護方針」について小さなカードが用意されていて、社員に配布されています。また、名刺に貼るための「ご連絡希望シール」というのが用意されていて、個人情報を大切にする姿勢を示しています。
オンラインでの個人情報収集に関しては、平文でデータを収集することのないよう、SSLで保護されたWebシステムを使っています。
個人情報の収集にあたっては、Privacyに関する3つのトレーニングプログラムを受けないとシステムが使えないようになっています。このため、誰もが容易に個人情報を収集することはできないわけです。
そんなわけで、近いうちに先のトレーニングを受講し、Channel 9日本版の活動で参加者を公募できるような仕掛けを作ってみたいと思います。