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Windows Server 2008 以降の Windows 上で動作する DPM にて Exchange Server 2003を保護する際、eseutil.exe を用いたデータベースの整合性確認を行うには

いつもお世話になっております。マイクロソフト System Center サポート部の石井です。

今回は、Exchange Server 2003 の DB をバックアップする際、Windows Server 2008 以降の Windows にて動作する DPM (2007 or 2010) にてバックアップを採取する際、どのようにして eseutil を準備するかについてご説明します。

DPM を用いて Exchange Server を DPM にてバックアップする際、eseutil と呼ばれるツールを用いて Exchange Server のデータベースの整合性確認を行うということが可能です。(設定画面は、以下の通り、保護グループの作成ウィザードにて Exchange の情報を追加した際に表示されます。)

これを行う事で、バックアップの度に、採取された Exchange データベースの情報に整合性があるか、Exchange の eseutil ツールを用いて DPM 側でもチェックを行う仕組みとなっています。

原則として、Exchange Server 側に存在する eseutil を DPM サーバーにコピーして使う、という運用を行う必要がありますが Exchange Server 2003 は Windows Server 2008 以降の Windows での動作はサポートされておらず、同様に Exchange Server 2003 に含まれる eseutil も Windows Server 2008 以降の OS では動作いたしません。

こういった場合には、Exchange 2007 SP1 に含まれる eseutil.exe と ese.dll をご利用くださいますようお願い申し上げます。

Exchange 2007 の eseutil.exe を利用して、Exchange 2003 のデータベースに変更を加えることはサポートされておりませんが、整合性の確認だけではデータベースに変更を加えることはなく、バージョンが異なっていても確認することが可能です。

Exchange Server 2007 Service Pack 1 のダウンロード URL

https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=44C66AD6-F185-4A1D-A9AB-473C1188954C&displaylang=ja

32bit : E2K7SP1JA32.exe - 1215.6 MB

64bit : E2K7SP1JA64.exe - 1229.8 MB

※ DPM の 64 ビット版をご利用の場合、Exchange Server 2003 が 32 ビット版であっても、eseutil.exe と ese.dll は 64 ビット版を使用して下さい。

上記より入手いただいた eseutil.exe とese.dll を DPM サーバーの “c:\program files\Microsoft DPM\DPM\bin\eseutil.exe” にコピーして下さい。

参考情報:

DPM にて Exchange のバックアップを行う際の eseutil 使用方法についての詳細は以下をご参考下さい。

System Center Data Protection Manager 2007 (DPM) 技術資料

https://technet.microsoft.com/ja-jp/systemcenter/dm/bb931334.aspx

→ Microsoft Exchange Server 2007 自習書 P.33 をご参考下さい。

Error 0x800700D8 occurs when you use Data Protection Manager 2007 to protect Exchange storage groups

https://support.microsoft.com/kb/970640/en-us

Protected Computer Software Requirements

https://technet.microsoft.com/en-us/library/ff399140.aspx#bkmk_EseutilEse