System Center 2012 R2 Operations Managerにおける、SQL Server 2014のサポートが開始されました。
こんにちは、日本マイクロソフト System Center Support Team の久保です。
タイトルの通り、System Center 2012 R2 Operations Manager (SCOM 2012 R2) において、SQL Server 2014 Enterprise, Standard 64-bit (SQL Server 2014) のサポートが開始されました。
SQL Server 2014 を使用する場合の注意点が2点公開されておりますので、お知らせいたします。
1. SCOM 2012 R2 をセットアップする際、データファイルの保存先として、クラスター構成になっているSQL Server 2014 のクラスター共有ボリュームを指定することはできません。
[回避策]
SQL Server 2014 を物理サーバーに展開し、次にデータベースをクラスター共有ボリュームに移動させてください
> 移動、オペレーション データベース
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh278848.aspx
* データベースの移動方法が記載されております。
2. SQL Server Reporting Servicesは、 セキュリティ拡張機能の影響によりアップグレードを行うことができません。
[回避策]
SCOM のレポート サーバーをアン インストールし、ResetSRS.exe を実行することで、セキュリティ拡張機能を削除することができます。 この作業が完了したら、SQL Server をアップグレードした上で、改めて SCOM のレポートをインストールします。
>セキュリティ拡張機能の概要
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms152825(v=SQL.120).aspx
> Operations Manager のレポート サーバーをインストールする方法
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/Hh298611.aspx
US ブログ:
> OpsMgr 2012 R2 now offers additional support for SQL Server