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SCSM 2010 SP1 CU3 がリリースされました

日本マイクロソフト System Center Support Team の宮崎です。
System Center Service Manager 2010 SP1 (SCSM 2010 SP1) の累積修正プログラム 3 (CU3)がリリースされました。以下のサイトで公開しています。

“Cumulative Update 3 for System Center Service Manager 2010 SP1 (KB2588492) - 日本語”
https://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=8f89309e-34d0-4a5f-a922-4144d9250694&displaylang=ja-nec

更新内容や適用方法については以下のサイトで公開しています。

“Microsoft System Center サービス マネージャー 2010 Service Pack 1 の累積的な更新プログラム 3 の説明”
https://support.microsoft.com/kb/2588492

今回も種々の問題点について修正を行っていますので、十分な検証を行った上でぜひ適用しておいてください。なお適用の手順についても上記のサイトに記載していますが、念のためこちらにも記載しておきます。

- SCSM 2010 SP1 CU3 の適用手順
1. ServiceManager データベース、DWDataMart データベース、DWRepository データベース、および DWStagingAndConfig データベースのバックアップを作成します。
2. SM サーバーおよび DW サーバー用の暗号化キーのバックアップを作成します。
3. すべてのサービス マネージャー関連アプリケーション (SCSM コンソール、セルフサービス ポータル リンク、および Authoring Tool) を終了します。
4. 累積的な更新プログラムを保存先のフォルダーにダウンロードします。
注: この累積的な更新プログラムには、x86 バージョンおよび x64 バージョンの両方があります。使用しているシステムに適したバージョンをダウンロードします。

5. 保存先のフォルダーを開きます。
6. SCSM2010SP1_CU_KB2588492_i386_7.0.6555.128.exe ファイルまたは SCSM2010SP1_CU_KB2588492_AMD64_7.0.6555.128.exe ファイルを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。
7. マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項に同意し、インストール ウィザードの手順を実行します。
8. データ ウェアハウス管理サーバーの場合、累積的な更新プログラムのインストールが完了した後は、System Center Management サービスを手動で開始します。

- 適用時に発生する可能性のある問題について
インストールの実行時に、System Center Data Access サービスの起動に時間がかかることで適用が失敗する場合があります。このような場合には、以下の手順でサービス起動に関するタイムアウトを変更することで回避することができます。

1. SCSM 管理サーバー上でレジストリ エディタを起動します。
2. 以下のパスを開きます。
 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
3. Control を右クリックし、 [新規作成] をポイントして、 [DWORD 値] をクリックします。
4. New Value #1 ボックスで ServicesPipeTimeout と入力し、 Enter キーを押します。
5. ServicesPipeTimeout を右クリックし、 [変更] をクリックします。
6. タイムアウトまでに待機させる時間をミリ秒で指定します。
 ※私が検証した際には、90 秒にすることで適用に成功しました。
7. レジストリ エディタを終了します。
8. コンピューターを再起動します。

こちらの方法を試しても適用に失敗する場合には、実行ユーザーのテンポラリ フォルダ (C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp\ 等) に出力されるインストール ログ (SCSM2010SP1_CU_KB2588492_i386_7.0.6555.128.msp.*.log 、 SCSM2010SP1_CU_KB2588492_AMD64_7.0.6555.128.msp.*.log 、 SCSMPatcherSetupWizard*.log) を参照してみてください。

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