Configuration Manager で資産インテリジェンス カタログの同期に用いる証明書が有効期限切れとなった場合の対処方法について
こんにちは。日本マイクロソフト System Center Support Team です。
本日は、System Center Configuration Manager の資産インテリジェンス機能をご利用の方に向けて、System Center Online 証明書の更新方法をご案内いたします。
この証明書には 2 年間の有効期限が設定されており、有効期限を過ぎると認証エラーにより資産インテリジェンス カタログの同期に失敗します。
そのため、証明書の期限を過ぎた場合、あるいは期限を過ぎる前に証明書を更新する必要があります。
■ 現象の説明
System Center Online 証明書の有効期限が過ぎると、資産インテリジェンス カタログの同期に失敗し以下のエラーが表示されます。
■ 本現象の影響範囲について
カタログの同期に失敗している間、新たにカタログに登録された製品の情報が受信できません。
そのため、カタログに新たに登録された製品の情報が Configuration Manager により収集されていても、資産インテリジェンス レポートに表示されません。
ただし、過去に同期済みの資産インテリジェンス カタログ情報は参照可能ですので、過去に登録済みの製品についてはレポートで問題なく表示されます。
また、資産インテリジェンス機能以外の Configuration Manager 機能への影響はございません。
■ 対処方法
以下の技術文書の手順にしたがって、System Center Online 証明書を構成してください。
"システム センター構成マネージャーの資産インテリジェンスの認証証明書の更新プログラムがあります。”
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3060648
ご利用中の Configuration Manager のバージョンによって更新手順が異なりますのでご注意ください。
弊社 US の Configuration Manager チーム ブログでも本事象についてご説明しております。
英文のブログ記事で恐縮ではございますが、ご参考までに紹介いたします。
"Announcement: Update your System Center Online Authentication Certificate for Asset Intelligence (June 2015)"