SharePoint 検索に関する新しいコラム: 狭い空間からの眺め
原文の記事の投稿日: 2012 年 5 月 9 日 (水曜日)
SharePoint の会議や TechEd で特に満足している点として、各分野の第一人者 (専門家) と親しくなったり、そうした人々から学べたりすることが挙げられます。私のお気に入りの検索の専門家である Jeff Fried 氏は、FAST Search の買収時にマイクロソフトに入り、当社のすべてのエンタープライズ検索テクノロジに関するテクニカル製品マネージャーを務めた人物です。Jeff は非凡な検索ギークですが、普通の人々にも理解できる形で検索について語ることができる才能を持ち合わせています。
数回前の会議で Jeff (現在はマイクロソフトのパートナー BA Insight の CTO (最高技術責任者) を務めています) と情報交換をする機会に恵まれました。その会話の中で彼は「マイクロソフトの外に出てわかったことの 1 つは、検索に関する意識の度合いが全般的に低いことです」と言っていました。それを聞いて驚きました。エンタープライズ検索は、SharePoint ソリューションの実装時に人々が求める上位 3 機能の 1 つだからです。実は、検索は設定だけが行われて後は忘れられているのでしょうか。そこで、そうした意識の低さの問題を解決するために、SharePoint 検索についてわかりやすく解説する記事を書いて、エンタープライズ検索をもっと有用なものにするヒントやガイダンスを提供してもらえませんか、と Jeff に頼んでみました。タイミングがよかったのか、彼はこの依頼を引き受けてくれました。
『神曲』でダンテがヴェルギリウスに導かれて地獄と煉獄を旅したように、だれもがみな導き手を必要としています。私たちには、SharePoint 検索の神秘的な世界を案内してくれる Jeff Fried 氏がいます。Jeff は、自身のコラム「Enterprise Search: The View from the Crawl Space」で、クエリ ログ、ブランディング、タブ、およびスコープへの対処など、検索機能を手軽に改善するうえで 100 または 200 レベルのユーザーが簡単な作業を行うのに役立つ記事をいくつか提示しています。また、既に検索ギークとなった読者向けには、フェデレーション、検索の分析、カスタマイズ、検索型アプリケーション、検索と他のワークロードの混合など、高度な記事を出しています。
Jeff のコラムは、TechNet 上にある次の 2 つの異なる場所から参照できます。
- エンタープライズ検索に関するリソース センターの右側
- SharePoint Server 2010 ライブラリのエンタープライズ検索の管理 (英語) に関するノード
最初の記事「The Search Journey」が公開されたのは今週です。Jeff が新しい記事を書くたびに、私は該当するページとダウンロード センターへのリンクを更新します。ダウンロード センターでは、Word 版や PDF 版の記事を入手できます。以下は、最初の記事からの引用です。
「検索がうまく機能すると、人々は検索を使用します。検索の旅は、先に進むほど充実したものになります。優れた検索 (つまり、ユーザーの気に入る検索、あらゆるユーザーの作業を効率的にする検索) の設置は難しくありません。必要なのは、テクノロジの認識、ユーザーに対する配慮、継続的な改善に対するコミットメントだけです。」
読者の皆さんが検索の旅を楽しみ、このコラムを気に入ってくれると幸いです。また、次回 Jeff に書いてもらいたい内容をお知らせいただけると助かります。
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「New SharePoint search column: The View from the Crawl Space」をご覧ください。