Windows Server 2008 R2 と Windows 7 の SP1 提供開始。
ちょっとばかり投稿が遅くなりましたが、とうとう出ました!
(ご存知の通り、x64 版の SP1 は、Windows 7 も Windows Server 2008 R2 も同じモジュールです)
さて、これで Dynamic Memory と RemoteFX が利用できるようになります。
Dynamic Memory は、これです↓
![image image](https://msdntnarchive.z22.web.core.windows.net/media/TNBlogsFS/prod.evol.blogs.technet.com/CommunityServer.Blogs.Components.WeblogFiles/00/00/00/48/99/metablogapi/1541.image_thumb_1.png)
こちらは各仮想マシンの設定画面で、今まで「各仮想マシンに対して割り当てるメモリ容量=固定値」だったのを、「スタートアップ RAM」と「最大 RAM」の2つを設定できるようになったわけです。
これだけでも何ができるか?はイメージできるのではないかと思います。
簡単に説明すると、仮想マシンはスタートアップに設定されたメモリ量で起動され、必要に応じて最大に設定されたメモリ(の中で、利用できる物理メモリの限界)まで増加でき、不要になったメモリは減らすことができるというものです。
ポイントは黄色でマークした ”利用できる物理メモリの限界” というところでして、オーバーコミットのように見えてオーバーコミットではありません。
物理メモリ以上のことをコンピューターに要求するオーバーコミットにはやはり無理があるので、「物理マシンに搭載した物理メモリを最大限活用する」という現実的な処理に特化したわけです。
詳細はこちらをご覧ください。必見のビデオです!
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RemoteFX についてはこちらをご覧ください↓
仮想マシンの中でミサイルも飛行機も飛ばせますし、VDI も次のステップへと変わっていくかもしれません。
そして、我々が VDI に力を入れることで、Citrix さんとの協業もさらに進化していくことでしょう!
RemoteFX の面白さを知れば知るほど、Citrix さんの凄さもわかりますから。
(余談ですが、SCVMM 2012 は Xen の管理も、NetScaler 連携も意識されています)
ちなみに、RemoteFX については、NVIDIA さんのお力添えをいただいて、私自身テストをしているところです。
こちらについては、別途ご報告させていただきます。
是非お試しください!
日本マイクロソフト 高添