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Azure Web Apps ならではの方法で www付きドメインをネイキッドドメインにリダイレクトする方法

ウェブサイト運用する際、www付きドメインを使うのか、www無しドメインを使うのか迷うところですが、いずれにせよ、どちらかのドメインに寄せる設定をすると思います。

Azure Web Apps の場合、当然、IISでのテクニックがそのまま利用できるのですが、Web Appsならでは方法をご紹介します。

大まかな流れ

  1. 運用サイト用の Web Apps 以外に、リダイレクト専用の Web Apps を運用サイトと同じ App Service Plan で作成する
  2. リダイレクト専用の Web Apps の web.config で運用サイトへのリダイレクトを設定する

重要なのは、1.のリダイレクト専用の Web Apps を作成するところです。単一の App Service Plan を利用することで、追加追加費用が発生しないところがポイントです。

リダイレクト専用 Web Apps の web.config ですが、以下の様な単純なリダイレクト(https://examples.com の部分は任意に変更)で問題ありません。ウラをかえすと、単一の Web Apps でリダイレクトを制御すると設定が多少に複雑になります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><configuration>    <system.webServer>        <httpRedirect enabled="true" destination="https://examples.com" exactDestination="true" httpResponseStatus="Permanent" />    </system.webServer></configuration>

IIS  マネージャを使って設定する場合、HTTP Redirect を選択して、必要項目を入力するだけです(以下参考)。

単一の Web Apps を使う場合と比較すると、管理するサイトが増えたり、ログが完全分離しているという特徴があるので、状況によって使い分けても良いかもしれません。