Azure Container Service (AKS) でバーストに対応した B シリーズ VM のサポートを開始
執筆者: Saurya Das (Senior Program Manager , Azure Container Service (AKS))
このポストは、2018 年 2 月 26 日に投稿された B-series burstable VM support in AKS now available の 翻訳です。
Azure Container Service (AKS) で、バースト対応した B シリーズ VM を利用できるようになりました。
バースト対応の VM (B シリーズ) は、標準的で最適化された推奨モデルの VM (Standard_DS2_V2 など) に比べてコストを大幅に抑えることができます。特に、パフォーマンスの要件が一定でなく、急激に負荷が増加する開発/テスト環境などに適しています。さらに、CPU 使用率のバースト時のコストが最も低いため、開発/テスト環境の費用を大幅に抑えることができます。今回、B シリーズのメリットを AKS で活かせるようになったことで、Kubernetes AKS の学習、AKS での概念実証の構築、開発/テスト ワークロードの実行などのコストの大幅な削減が可能になります。
現在次の構成をご利用になれます。
SKU | Type | vCPU の数 | メモリ (GB) | データ ディスク数 | 最大 IOPS | ローカル SSD |
B1s | Standard | 1 | 1 | 2 | 800 | 2 GB |
B1ms | Standard | 1 | 2 | 2 | 1,600 | 4 GB |
B2s | Standard | 2 | 4 | 4 | 3,200 | 8 GB |
B2ms | Standard | 2 | 8 | 4 | 4,800 | 16 GB |
B4ms | Standard | 4 | 16 | 8 | 7,200 | 32 GB |
B8ms | Standard | 8 | 32 | 16 | 10,800 | 64 GB |
ノードのコストを比較すると、Standard_DS2_V2 は現在の B1/B2 SKU の 5 倍以上になります。VM の最新の料金をご確認ください。
利用を開始するには、Azure ポータルにログオンし、Container Service (マネージド) を検索してください。AKS のクラスター作成ワークフローの指示どおりに進むと、エージェント ノードの VM を構成するセクションで B シリーズ VM を選択することができます。バースト対応 VM の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。
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