MSDN Library 「Internet Explorer 9 Compatibility Cookbook」下の翻訳済みドキュメントが公開されました
MSDN Library の 「Internet Explorer 9 Compatibility Cookbook」こと「Internet Explorer 9 の互換性ガイド」ツリー下の翻訳済みドキュメント (※) が公開されました。
これは US 本社で翻訳対象とならなかったものを日本側で精査し、翻訳をかけたものです。
MSDN Library の変更権限は日本側にはないため、US 本社チームとのやり取りなどで、翻訳が完了してから時間がかかってしまいましたが、本日ようやく公開にこぎつけました。
公開された翻訳ドキュメントは以下の通りです。
- Internet Explorer 9 の互換性ガイド
- Internet Explorer 9 で変更された機能
- createElement メソッド内で山かっこが許可されない
- OBJECT フォールバックが DOM に含まれるため window[name] で一致する
- MIME 処理の変更: text/css
- MIME 処理の変更: text/plain
- MIME 処理の変更: X-Content-Type-Options: nosniff
- IE9 標準モードは arguments.caller プロパティをサポートしない
- バイナリ要素の動作の自動バインドが機能しない
- 関数ポインターを使って ".call" または ".bind" を使用せずにメソッドを呼び出す
- コンテンツ属性と DOM expando は接続されない
- 動的な VML パターンが動作しない
- Internet Explorer 9 では算術演算の精度が異なる
- タイ語および東アジア言語の文字とフォントのサイズ
- 既定のユーザー エージェント (UA) 文字列の変更
- Internet Explorer 9 では間接的な "eval" 関数呼び出しの動作が異なる
- Internet Explorer 9 では大きなインデックスを使用する配列要素の処理が異なる
- 重複する要素が複製される
- 一部の動作接続メソッドが XML で動作しない
- IE9 モードでは styleSheet.title が readonly である
- テーブル オブジェクト モデルに関して他のブラウザーとの一貫性が向上
- テキスト レイアウトがナチュラル メトリックを使用する
- ドキュメント オブジェクト モデルで空白が保持される
- Internet Explorer 9 で非推奨になった機能
- 非推奨の DOM イベント
- Internet Explorer 9 のアプリケーション開発ガイドラインとツール
- Internet Explorer 9 互換表示一覧
- ブラウザーの違いによる影響を受けないように既存のコードを更新する
あと、タイトルがなにやらとんでもないことになっているのですが、以下も翻訳されています。 (なんでこんなことに…。)
Internet Explorer 9 では JavaScript のプロパティの列挙が異なる
これからも、重要と思われるドキュメントで未翻訳のものは、積極的に翻訳をかけていきたいと思います。