SIGGRAPH 2008 (8/13)
今日は以下のセッションに参加しました。
- Real-Time Rendering (Technical Papers)
- Teaching with Graphics (Talks)
- Global Illumination (Technical Papers)
- Geometry (Talks)
Real-Time Renderingでは、影や煙や屈折などのGPUベースのテクニックが発表されていましたが、Microsoft Research Asiaの人が多かったのにびっくりしました。
Global Illuminationではシャドウマップの論文が2つ(Resolution Matched Shadow Map、Logarithmic Perspective Shadow)発表されていました。前者はIntel社の人の発表で、毎フレーム適応的に空間分割を行って、必要な解像度でシャドウマップを作るという方法で、並列化とGPUをうまく活用していました。今回のSIGGRAPHではいろいろな手法のエイリアスフリーシャドウマップが紹介されていましたが、これが一番印象的でした。
昨日もでしたが、夕方にもAnimation Festivalがカンファレンス会場の隣にあるNokia Theatreで開催されているので、それを観ました。去年までは毎日1回か2回だけElectronic Theatreとして審査をパスした総集編が2時間ほど公開されていたのですが、それはなくなり、Animation Festivalの会場が立派な映画館になって(去年までは普通の部屋を暗くして使っていました)、1日中上映されています。ただ来年は会場がNew Orleansなのでどうなるかわかりませんが...