Device オブジェクト
デバイス オブジェクトは、次のプロパティをサポートしています。 アプリケーションは、ルート オブジェクトに対してクエリを実行することで、これらのプロパティを要求できます (定義 されたWPD_DEVICE_OBJECT_ID 定数オブジェクト ID を指定します)。 デバイス オブジェクトのすべての値は読み取り専用です。
特定のデバイスが WPD_FUNCTIONAL_CATEGORY_DEVICE カテゴリを実装する場合は、そのカテゴリに関連付けられているプロパティもサポートする必要があります。
一般的なリソース
通常、これらのオブジェクトはリソースをホストしません。
コマンド
プロパティに加えて、デバイスは Windows ポータブル デバイスによって定義された特定のコマンド セットをサポートする必要があります。 オブジェクトまたはデバイスでサポートされるコマンドは、その種類、機能、機能によって異なります。
次の表では、デバイスに適用されるコマンド クラスを機能別に示します。 通常、デバイスはいくつかのカテゴリに分類され、該当するすべてのカテゴリのコマンドをサポートする必要があります。 たとえば、カメラ付きの携帯電話は、すべてのデバイス、SMS デバイス、静止画像キャプチャ デバイスの 3 つのカテゴリに分類されます。 カスタム ドライバーとクライアント アプリケーションは、定義した追加のコマンドまたはプロパティをサポートできますが、次のコマンドをサポートする必要があります。 各コマンド カテゴリに分類される特定のコマンドの説明については、「 コマンド」を参照してください。
説明 | コマンド カテゴリ |
---|---|
すべてのデバイス。 |
WPD_CATEGORY_CAPABILITIESWPD_CATEGORY_COMMON WPD_CATEGORY_OBJECT_ENUMERATION WPD_CATEGORY_OBJECT_MANAGEMENT WPD_CATEGORY_OBJECT_PROPERTIES WPD_CATEGORY_OBJECT_PROPERTIES_BULK WPD_CATEGORY_OBJECT_RESOURCES |
デジタルカメラなどの静止画像をキャプチャできるデバイス。 | WPD_CATEGORY_STILL_IMAGE_CAPTURE |
携帯電話などのショート メッセージ サービス (SMS) メッセージを送信できるデバイス。 SMS メッセージの送信は、多くの場合、"テキスト メッセージング" と呼ばれます。 | WPD_CATEGORY_SMS |
ストレージ デバイスとして機能するデバイス。 これには、外部ドライブが含まれます。デバイスでストアの書式を設定したり、ある場所から別の場所にオブジェクトを移動したりする機能がサポートされている場合、ドライバーはこのカテゴリをサポートしている必要があります。 |
WPD_CATEGORY_STORAGE |