SWbemEventSource オブジェクト
SWbemEventSource オブジェクトは、SWbemServices.ExecNotificationQuery と組み合わせてイベント クエリからイベントを取得します。 SWbemServices.ExecNotificationQuery を呼び出してイベント クエリを行うと、SWbemEventSource オブジェクトが取得されます。 その後NextEvent メソッドを使用して、イベントが到着したときにイベントを取得できます。 このオブジェクトは、VBScript の CreateObject 呼び出しでは作成できません。
メンバー
SWbemEventSource オブジェクトには、次の種類のメンバーがあります。
メソッド
SWbemEventSource オブジェクトには、次のメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
NextEvent |
SWbemServices.ExecNotificationQuery と組み合わせてイベントを取得するために使用します。 |
プロパティ
SWbemEventSource オブジェクトには、次のプロパティがあります。
プロパティ | アクセスの種類 | 説明 |
---|---|---|
Security_ |
読み取り専用 |
セキュリティ設定の読み取りまたは変更に使用します。 |
例
このスクリプトでは、SWbemEventSource クラスと SWbemServices クラスのメソッドを、アプリケーション イベントの WQL クエリと組み合わせて使用します。 WMI イベント通知とクエリの詳細については、「イベントの監視」、「イベントに基づくスクリプトの実行」、「非同期イベント通知の受信」を参照してください。
' Connect to WMI, obtaining an SWbemServices object
set svc = _
CreateObject("Wbemscripting.SWbemLocator")._
ConnectServer(,"root\cimv2")
' Obtain an SWbemEventSource object from the
' SWbemServices.ExecNotificationQuery method to specify the
' event source as "Application" events in a Win32_NTLogEvent
set evtsrc = svc.ExecNotificationQuery("SELECT * " _
& "FROM __InstanceCreationEvent " _
& "WHERE TargetInstance ISA 'Win32_NTLogEvent'" _
& "AND TargetInstance.Logfile ='Application'")
' Wait for an event by executing the NextEvent method on the
' SWbemEventSource object.
while (num < 5)
set inst = evtsrc.NextEvent(-1)
Wscript.echo inst.TargetInstance.Logfile
num = num + 1
wend
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
Header |
|
タイプ ライブラリ |
|
[DLL] |
|
CLSID |
CLSID_SWbemEventSource |
IID |
IID_ISWbemEventSource |