次の方法で共有


レジストリのリソースの記述

システム レジストリには、リソース関連のデータが含まれています。 このデータは次のレジストリ キーの下にあり、REG_RESOURCE_LIST という名前の特殊なレジストリ データ型に保持されます。 アプリケーションは、システム レジストリ プロバイダーを介してリソース関連のデータを取得できます。 レジストリでシステム リソースを追加および変更できます。

HKEY_LOCAL_MACHINE
   Hardware
      ResourceMap

次の手順では、システム レジストリにリソース関連情報を格納する方法について説明します。

システム レジストリにリソース関連情報を格納するには

  1. 次のフィールドを含む文字列を作成します。

    フィールド Contains
    インターフェイスの型 次のいずれかの値です。
    内部
    Isa
    Eisa
    MicroChannel
    TurboChannel
    PCIBus
    VMEBus
    NuBus
    PCMCIABus
    CBus
    MPIBus
    MPSABus
    バス番号 バス番号を指定する整数。
    Partial descriptor number (部分記述子番号) 記述子番号を指定する整数。
    Offset or union type (オフセットまたは共用体型) 次のいずれかの値です。
    Port.Start
    Port.PhysicalAddress
    Port.Length
    Interrupt.Level
    Interrupt.Vector
    Interrupt.Affinity
    Memory.Start
    Memory.PhysicalAddress
    Memory.Length
    Dma.Channel
    Dma.Port
    Dma.Reserved1
    DeviceSpecificData.DataSize
    DeviceSpecificData.Reserved1
    DeviceSpecificData.Reserved2
  2. レジストリ キーの下の適切なキーに文字列を配置します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE
       Hardware
          ResourceMap
    

次のコード例では、有効なリソース記述子について説明します。

local|hkey_local_machine\hardware\resourcemap\
  hardware abstraction layer\
  pc compatible eisa/isa HAL|.raw("eisa",0,0,"interrupt.affinity")

次のコード例は、リソース記述子を取得するための有効な MOF 構文を示しています。

[DYNPROPS] 
class MyRegProp
{    
   [KEY]  
   STRING MyKey; 
   STRING MyReservedTranslated;
};

[DYNPROPS] 
instance of MyRegProp
{
   MyKey = "1";
   [PropertyContext("local|hkey_local_Machine\\hardware\\ResourceMap\\
                   System Resources\\Reserved|.Translated
                   (\"Internal\")(0)(1)(\"Memory.PhysicalAddress\")"),
   Dynamic, Provider("RegPropProv")] 
   MyReservedTranslated;
};