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逆テレシネを使用するには

[このページに関連付けられている機能である Windows Media Format 11 SDK は、従来の機能です。 ソース リーダーシンク ライターに置き換わりました。 ソース リーダーシンク ライターは、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 Microsoft では、可能であれば、新しいコードで Windows Media Format 11 SDK ではなくソース リーダーシンク ライターを使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、レガシ API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き換えるよう提案しています。]

Telecine は、1 秒あたり 24 フレームのフィルムを、1 秒あたり 60 フィールド (半フレーム) のビデオに変換するプロセスです。 このプロセスでは、各フィルム フレームの画像を複数のビデオ フィールドに配置します。

テレシネを使用してフィルムから作成されたビデオをデジタルエンコードすると、圧縮プロセスによってモーションアーティファクトやその他の品質低下が発生する可能性があります。 デジタル出力の品質に影響を与えないようにするために、Windows Media Video 9 コーデックは逆テレシネをサポートしています。 逆テレシネを使用する場合、コーデックは、コンテンツをエンコードする前に、入力ビデオから 1 秒あたり 24 枚の元のフィルム フレームを再構築します。

逆テレシネを使用するには、次の操作を行う必要があります。

  • 1 秒あたり 24 フレームに設定されたビデオ ストリームでプロファイルを使用します。
  • 入力ビデオのフィールド構成を把握します。

ライターへの入力に逆テレシネを使用するには、次の手順を実行します。

  1. 通常どおりにライターを設定します。 詳細については、「 ASF ファイルの書き込み」を参照してください。
  2. サンプルの記述を開始する前に、IWMWriter::QueryInterface を呼び出して IWMWriterAdvanced2 インターフェイスへのポインターを取得します。
  3. 必要な入力番号に対して IWMWriterAdvanced2::SetInputSetting を呼び出して、再構築するストリームを特定します。 g_wszDeinterlaceModeを設定として渡し、値としてWM_DM_DEINTERLACE_INVERSETELECINEします。
  4. SetInputSetting をもう一度呼び出して、g_wszInitialPatternForInverseTelecineを設定します。
  5. 通常どおりにファイルを書き込みます。

高度なトピック

IWMWriter インターフェイス

IWMWriterAdvanced2 インターフェイス