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デバイス登録オブジェクト

デバイス登録オブジェクトは、デバイス登録データベースを管理します。 このデータベースには、クライアント コンピューターに接続されているネットワーク デバイス (set-top ビデオ プレーヤーなど) に関する情報が格納されます。 デバイス登録データベースの主な目的は、Windows Media DRM 10 for Network Devices プロトコルを使用してセキュリティで保護されたデータ ストリームを受信するデバイスを管理することです。

アプリケーションでネットワーク デバイス用の Windows Media DRM 10 がサポートされている場合は、このオブジェクトのインターフェイスを使用してネットワーク デバイスを登録し、それらのデバイスを検証する必要があります。 また、デバイス登録データベースを使用して、ネットワーク デバイスに Windows Media DRM 10 を使用しないネットワーク デバイスに関する情報を格納することもできますが、データベース内のすべての情報がそのようなデバイスに適用されるわけではありません。

デバイス登録オブジェクトは、IWMDeviceRegistration インターフェイスへのポインターを設定する WMCreateDeviceRegistration 関数によって作成されます。 デバイス登録オブジェクトの他のメソッドは、 QueryInterface メソッドを呼び出すことによって取得できます。

デバイス登録オブジェクトでは、次のインターフェイスがサポートされています。

インターフェイス 説明
IWMDeviceRegistration デバイス登録データベースを管理します。
IWMDRMMessageParser デバイスによって送信されたメッセージを解析します。
IWMProximityDetection デバイスの検証を管理します。

 

IWMProximityDetection インターフェイスのメソッドを使用するには、アプリケーションで次のコールバック インターフェイスを実装する必要があります。

インターフェイス 説明
IWMStatusCallback 別のスレッドで実行されるプロセスからステータス メッセージを受信します。

 

オブジェクト