DirectShow での ASF ファイルの作成 (Windows Media Format 11 SDK)
DirectShow を使用すると、DV ビデオカメラなどのキャプチャ ソースから ASF ファイルを直接作成したり、他のファイルを Windows メディア形式にトランスコードしたりできます。 どちらのシナリオでも、アプリケーションは WM ASF ライター フィルターをレンダラーとして含むフィルター グラフを作成します。
WM ASF ライターは、Windows Media Format SDK の部分ラッパーを提供します。 アプリケーションでは、フィルターの IConfigAsfWriter インターフェイスを使用してシステム プロファイル (バージョン 4、7、または 8) を渡すか、Windows Media Format SDK を直接使用して、フィルターに渡すカスタム プロファイルを作成できます。 メタデータやその他のヘッダー情報を追加するために、アプリケーションは IWMHeaderInfo インターフェイスを使用します。これはフィルターから取得できます。 プロファイルとメタデータが構成されたら、アプリケーションでフィルター グラフを実行するだけで済みます。 内部的には、フィルターは Windows Media Format SDK を使用してファイルを書き込みます。 フィルターは、すべてのオーディオビデオ同期の詳細を処理します。それ以外の場合は、アプリケーションの責任です。
このプロセスについては、次のセクションで詳しく説明します。
セクション | 説明 |
---|---|
WM ASF ライター (QASF) の構成 | WM ASF ライター フィルターを構成する方法について説明します。 |
ASF ファイルを書き込むフィルター グラフの構築 (QASF) | ファイル トランスコードを作成し、グラフをキャプチャする方法について説明します。 |
プロファイルとその他のファイル プロパティの構成 (QASF) | WM ASF ライターを使用してさまざまな ASF ファイル構成タスクを実行する方法について説明します。 |