イメージ ストリームの構成
イメージ ストリームには、JPEG 形式の静止画像が含まれています。 イメージ ストリームは、圧縮されていない画像を入力として受け取るという点でビデオ ストリームに似ていますが、少し異なる構成が必要です。 イメージ ストリームを構成するには、次の表に示すように、ビデオ構成構造のメンバーの値を設定する必要があります。
設定 | 説明 |
---|---|
WM_MEDIA_TYPE.majortype | WMMEDIATYPE_Imageに設定します。 |
WM_MEDIA_TYPE.サブタイプ | [WMMEDIASUBTYPE_RGB24] に設定します。 |
WM_MEDIA_TYPE.bFixedSizeSamples | FALSE に設定 します。 |
WM_MEDIA_TYPE.bTemporalCompression | FALSE に設定 します。 |
WM_MEDIA_TYPE.lSampleSize | 0 に設定されます。 |
WM_MEDIA_TYPE.formattype | WMFORMAT_VideoInfoに設定します。 |
WM_MEDIA_TYPE.pUnk | NULL に設定 します。 |
WM_MEDIA_TYPE.cbFormat |
sizeof(WMVIDEOINFOHEADER) を設定します。 |
WM_MEDIA_TYPE.pbFormat | 適切に構成された WMVIDEOINFOHEADER 構造体のアドレスに設定します。 |
WMVIDEOINFOHEADER.rcSource および WMVIDEOINFOHEADER.rcTarget | 左上の角が座標 (0,0) で右下隅が座標 (x, y) になるように、両方の四角形を設定します。ここで、x はイメージの幅、y はイメージの高さです。 |
WMVIDEOINFOHEADER.dwBitRate | ストリームのビット レートに設定します。 |
WMVIDEOINFOHEADER.dwErrorRate | 0 に設定されます。 |
WMVIDEOINFOHEADER.dwBitErrorRate | 0 に設定されます。 |
WMVIDEOINFOHEADER。AvgTimePerFrame | 0 に設定されます。 |
BITMAPINFOHEADER.biWidth | イメージの幅に設定します。 |
BITMAPINFOHEADER.biHeight | イメージの高さに設定します。 |
BITMAPINFOHEADER.biPlanes | 1 に設定します。 |
BITMAPINFOHEADER.biBitCount | 24 に設定します。 |
BITMAPINFOHEADER.biCompression | BI_RGBに設定します。 |
BITMAPINFOHEADER.biSizeImage | (x * y * c) / 8 に設定します。ここで、x はイメージの幅、y はイメージの高さ、c はイメージの色深度 (この場合は常に 24) です。 |
BITMAPINFOHEADER.biXPelsPerMeter | 0 に設定されます。 |
BITMAPINFOHEADER.biYPelsPerMeter | 0 に設定されます。 |
BITMAPINFOHEADER.biClrUsed | 0 に設定されます。 |
BITMAPINFOHEADER.biClrImportant | 0 に設定されます。 |
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