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セキュリティで保護されたソケット拡張機能を使用した高度な Winsock サンプル アプリ

セキュリティで保護された TCP クライアントとサーバーのサンプル アプリ

セキュリティで保護されたソケット拡張機能の使用を示すより高度な Winsock サンプル アプリは、gitHub リポジトリの Windows-classic-samples で入手できます。 このサンプルには、Winsock とセキュリティで保護されたソケット拡張機能を使用して安全に接続する TCP クライアントとサーバーが含まれています。

サンプル コードは、次に示すように個別のディレクトリに分割されます。

  • stcpclient。 セキュリティで保護された TCP クライアント コードを含むフォルダー。
  • stcpcommon。 セキュリティで保護された TCP クライアントとサーバーの間で共有される共通ライブラリ コードを含むフォルダー。
  • stcpserver。 セキュリティで保護された TCP サーバー コードを含むフォルダー。

サンプルは、Windows Vista 以降を実行している 2 つの異なるコンピューターで実行することを目的としています。 さらに、このサンプルではトラフィックをセキュリティで保護するために IPsec を使用するため、接続を成功させるには、両方のコンピューターで IPsec 資格情報をプロビジョニングする必要があります。 IPsec 資格情報の設定の詳細については、 IPsec 構成 に関するドキュメントを参照してください。

サンプルをビルドすると、次の 2 つの実行可能ファイルが生成されます。

stcpclient.exestcpserver.exe

stcpclient.exeをコンピューター A にコピーし、stcpserver.exeをコンピューター B にコピーします。コンピューター B で、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行して TCP サーバーを起動します。

stcpserver.exe

サーバーのその他の使用オプションについては、次のコマンドを実行します。

stcpserver.exe /?

次に、コンピューター A で、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行して TCP クライアントを起動します。

stcpclient.exe <fully-qualified-DNS-name-for-machine-B>

この時点で、接続は安全に確立されます。

クライアントのその他の使用オプションについては、次のコマンドを実行します。

stcpclient.exe /?