WinHTTP ツールの使用

Windows Vista 以降で Windows HTTP のプロキシとトレースの設定を構成するために使用できるコマンドについては、「Netsh.exe のコマンド」を参照してください。

Windows Server 2003 以前: アプリケーションの作成とデバッグに役立つツールがいくつかあります。 これらについては、以下のトピックで説明します。

• 管理者は、WinHttpCertCfg.exe という証明書構成ツールを使って、Internet Server Web Application Manager (IWAM) アカウントからアクセスできる任意の "証明書ストア" にクライアント証明書をインストールして構成することができます。 また、このツールを使うと、Active Server Pages (ASP) を使うときに証明書にアクセスするために、IWAM アカウントなどのアカウントに対して特別な操作を行う必要がなくなります。
• ProxyCfg.exe プロキシ構成ツールを使うと、Microsoft Windows HTTP Services (WinHTTP) でプロキシ サーバーを構成できます。
• 「WinHTTP トレースを収集する」には、WinHTTP 関数とそれに対応するネットワーク トラフィックを監視する機能が説明されています。 Secure Sockets Layer (SSL) などの暗号化されたワイヤ プロトコルを利用するアプリケーションのデバッグの場合、ネットワーク トランスポート層でのパケットのスニッフィングが妨げられるため、復号化後にクライアントとサーバー間のトラフィックをインターセプトする機能が必要になります。 WinHTTP トレース機能には、クライアントとサーバー間のトラフィック ストリームをインターセプトするためのさまざまな機能があります。