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ファイル ライブラリによるドキュメント フォルダーの置換

影響を受けるプラットフォーム

クライアント - Windows 7
サーバー - Windows Server 2008 R2

機能への影響

重大度: 中
頻度 - 高

説明

ライブラリは、ローカルとリモートの両方の複数の場所で、ファイルの保存、検索、アクセスのための一元化されたフォルダー風エクスペリエンスを提供します。

一般的なファイル ダイアログ ([開く] や [保存] など) で使用されるデフォルトの場所は、ドキュメント フォルダーからドキュメント ライブラリに変更されています。 ユーザー インターフェイスは変更されていませんが、ユーザーはさまざまな配置ビューを使用してライブラリを表示、参照、検索できるようになります。 ユーザーがデフォルトの保存場所を変更するか、別のフォルダーを選択しない限り、ファイルはライブラリのデフォルトの保存場所に保存されます。

開発者は、IShellLibrary インターフェイスを使用して、独自のライブラリを作成したり、既存のライブラリに場所を追加したりできます。 ユーザーは、既知のフォルダー システム (たとえば、FOLDERID_DocumentsLibrary) を使用してライブラリを検索できます。

影響の現れ

ライブラリ自体はファイルであり、フォルダーではありません。 そのため、アプリケーションがファイルどうしをファイルに連結しようとすることで、パス操作でエラーが発生する可能性があります。

解決策

IFileDialog を使用する場合は、以前のオペレーティング システム バージョンと同様に、GetFolder と GetFilename の組み合わせではなく、GetResult メソッドを使用する必要があります。 シェル名前空間 (IShellItem など) 内の項目を操作できる場合は、シェル API を使用します。

機能の活用

独自のライブラリを作成する場合、または既存のライブラリに場所を追加する場合は、IShellLibrary API を使用する必要があります。 ライブラリ自体はシェル フォルダーであるため、他のシェル フォルダーと同様に列挙できます。

互換性、パフォーマンス、信頼性、使いやすさのテスト

共通ファイル ダイアログを使用すると、ユーザーはライブラリに直接保存できます。