WIA アーキテクチャ
WIA は、クライアント アプリケーションの堅牢な動作を保証するために、コンポーネント オブジェクト モデル (COM) アウトプロセス サーバーとして実装されています。 ほとんどのアウトプロセス サーバー アプリケーションとは異なり、Windows イメージ取得 (WIA) は、独自のデータ転送メカニズム である IWiaDataTransfer を提供することで、イメージ データ転送中のパフォーマンスの低下を回避します。 このハイ パフォーマンス インターフェイスは、共有メモリ ウィンドウを使用してクライアントにデータを転送します。
WIA には、デバイス マネージャー、ミニドライバー サービス ライブラリ、デバイス ミニドライバーの 3 つのメイン コンポーネントがあります。
- デバイス マネージャーは、イメージング デバイスを列挙し、デバイスのプロパティを取得し、デバイスのイベントを設定して、デバイス オブジェクトを作成します。
- ミニドライバー サービス ライブラリは、デバイスに依存しないすべてのサービスを実装します。
- デバイス ミニドライバーは、WIA のプロパティとコマンドを特定のデバイスにマップします。
次の図は、WIA アーキテクチャを示しています。