IWiaSegmentationFilter インターフェイス
IWiaSegmentationFilter インターフェイスは、イメージ ストリームのサブ領域を検出し、それぞれに個別の IWiaItem2 項目を作成します。
メンバー
IWiaSegmentationFilter インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承します。 IWiaSegmentationFilter には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IWiaSegmentationFilter インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
DetectRegions | 各サブ領域を個別の画像項目に取得できるように、フラットベッド プラテンにレイアウトされたイメージのサブ領域を決定します。 |
注釈
アプリケーションでは 、IWiaItem2::GetExtension を使用して、セグメント化フィルターの新しいインスタンスを作成する必要があります。 通常、アプリケーションはプレビュー ウィンドウを表示する前にこの関数を呼び出します。
このフィルターを実装する場合は、 IWiaItem2::CreateChildItem を使用して子項目を作成します。 アプリケーションは、COPY_PARENT_PROPERTY_VALUESを ICreationFlags パラメーターに渡して、イメージの形式や解像度などのプロパティが、新しく作成された子で親アイテムと同じになるようにする必要があります。
セグメント化フィルターは、サポートで使用されるドライバーのすべてのイメージ形式をサポートする必要があります。 Microsoft 提供のフィルターは、ビットマップ (BMP)、グラフィックス交換形式 (GIF)、JPEG、ポータブル ネットワーク グラフィックス (PNG)、およびタグ付けされたイメージ ファイル形式 (TIFF) をサポートしています。
セグメント化フィルターは、フィルムおよびフラットベッド スキャナー項目でのみ使用する必要があります。 フィルム スキャンの場合、スキャナーには固定フレームが付属することがよくあります。その場合、ドライバーは子項目を作成し、アプリケーションはセグメント化フィルターを呼び出さないでください。
IWiaSegmentationFilter インターフェイスは、すべてのコンポーネント オブジェクト モデル (COM) インターフェイスと同様に、IUnknown インターフェイス メソッドを継承します。
IUnknown の各種メソッド | 説明 |
---|---|
IUnknown::QueryInterface | サポートされるインターフェイスへのポインターを返します。 |
IUnknown::AddRef | 参照カウントをインクリメントします。 |
IUnknown::Release | 参照カウントをデクリメントします。 |
必要条件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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IDL |
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