IWiaItem2::EnumDeviceCapabilities メソッド
Windows イメージ取得 (WIA) 2.0 デバイスでサポートされているコマンドとイベントを確認するために使用される列挙子を作成します。
構文
HRESULT EnumDeviceCapabilities(
[in] LONG lFlags,
[out] IEnumWIA_DEV_CAPS **ppIEnumWIA_DEV_CAPS
);
パラメーター
-
lFlags [in]
-
型: LONG
列挙する機能の種類を選択するフラグを指定します。 次のいずれかの値です。
-
WIA_DEVICE_COMMANDS
-
デバイス コマンドを列挙します。
-
WIA_DEVICE_EVENTS
-
デバイス イベントを列挙します。
ppIEnumWIA_DEV_CAPS [out]
種類: IEnumWIA_DEV_CAPS**
このメソッドによって作成された IEnumWIA_DEV_CAPS インターフェイスへのポインターを受け取ります。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドが成功すると、 S_OKが返されます。 それ以外の場合は、 HRESULT エラー コードが返されます。
注釈
このメソッドは、WIA 2.0 デバイスがサポートするコマンドとイベントのセットを取得する列挙子オブジェクトを作成するために使用されます。 lFlags パラメーターは、列挙するデバイス機能の種類を指定するために使用されます。 IWiaItem2::EnumDeviceCapabilities メソッドは、列挙子オブジェクトのインターフェイスのアドレスを ppIEnumWIA_DEV_CAPS パラメーターに格納します。
このメソッドは、デバイス ツリーの IWiaItem2 オブジェクトのルート項目でのみ呼び出すことができます。
アプリケーションは、ppIEnumWIA_DEV_CAPS パラメーターを介して受け取るインターフェイス ポインターで IUnknown::Release メソッドを呼び出す必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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IDL |
|