IWiaAppErrorHandler インターフェイス
IWiaAppErrorHandler インターフェイスを使用すると、ユーザーが転送を続行、キャンセル、または中止するかどうかを選択できるエラー ウィンドウ (データ転送中) をアプリケーションで表示できます。
メンバー
IWiaAppErrorHandler インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IWiaAppErrorHandler には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IWiaAppErrorHandler インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
GetWindow | エラー メッセージを表示し、アプリケーションを続行、キャンセル、または中止するための 1 つ以上のボタンを提供するダイアログ ボックスへのハンドルを取得します。 |
ReportStatus | イメージ データ転送中にデバイスの状態とエラー メッセージを処理し、ユーザーにメッセージを表示します。 |
注釈
このインターフェイスを実装するエラー処理 (コールバック) オブジェクトは、 IWiaTransfer::D ownload および IWiaTransfer::Upload に渡されます。
このインターフェイスは、イメージ データ転送の外部で発生したエラー (デバイス プロパティの取得や設定のエラー、ドライバーへのコールバックの未返却など) を処理するようには設計されていません。
ドライバー エラー ハンドラーは、 IWiaAppErrorHandler ではなく IWiaErrorHandler を実装する必要があります。
このインターフェイスを実装するオブジェクトは 、IWiaTransferCallback も実装する必要があります。
ドライバー エラー ハンドラーと既定のエラー ハンドラーでエラー メッセージ ウィンドウを表示するが、アプリケーションの完全なエラー ハンドラーを作成したくない場合は、このインターフェイスを実装し、 IWiaAppErrorHandler::ReportStatus メソッドを実装してWIA_STATUS_NOT_HANDLEDを返します。
要件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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IDL |
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