WM_WTSSESSION_CHANGE メッセージ
セッション状態の変更をアプリケーションに通知します。
ウィンドウは、 WindowProc 関数を介してこのメッセージを受け取ります。
LRESULT CALLBACK WindowProc(
HWND hWnd, // handle to window
UINT Msg, // WM_WTSSESSION_CHANGE
WPARAM wParam, // session state change event
LPARAM lParam // session ID
);
パラメーター
-
hWnd [in]
-
ウィンドウへのハンドル。
-
Msg [in]
-
メッセージ (WM_WTSSESSION_CHANGE) を指定します。
-
wParam [in]
-
セッション状態変更通知が送信された理由を説明する状態コード。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
-
WTS_CONSOLE_CONNECT (0x1)
-
lParam によって識別されたセッションは、コンソール ターミナルまたは RemoteFX セッションに接続されました。
-
WTS_CONSOLE_DISCONNECT (0x2)
-
lParam によって識別されたセッションが、コンソール ターミナルまたは RemoteFX セッションから切断されました。
-
WTS_REMOTE_CONNECT (0x3)
-
lParam によって識別されたセッションがリモート ターミナルに接続されました。
-
WTS_REMOTE_DISCONNECT (0x4)
-
lParam によって識別されたセッションがリモート ターミナルから切断されました。
-
WTS_SESSION_LOGON (0x5)
-
ユーザーが lParam によって識別されたセッションにログオンしました。
-
WTS_SESSION_LOGOFF (0x6)
-
ユーザーが lParam によって識別されたセッションからログオフしました。
-
WTS_SESSION_LOCK (0x7)
-
lParam によって識別されるセッションがロックされています。
-
WTS_SESSION_UNLOCK (0x8)
-
lParam によって識別されるセッションがロック解除されました。
-
WTS_SESSION_REMOTE_CONTROL (0x9)
-
lParam によって識別されるセッションによって、リモート制御状態が変更されました。 状態を確認するには、GetSystemMetrics を呼び出し、SM_REMOTECONTROL メトリックをチェックします。
-
WTS_SESSION_CREATE (0xA)
-
将来使用するために予約されています。
-
WTS_SESSION_TERMINATE (0xB)
-
将来使用するために予約されています。
lParam [in]
セッションの識別子。
戻り値
戻り値は無視されます。
注釈
このメッセージは、 WTSRegisterSessionNotification を呼び出してこのメッセージを受信するために登録されているアプリケーションにのみ送信されます。
アプリケーションがこのメッセージに応答する方法の例としては、コンソール固有のリソースの解放または取得、画面の描画方法の決定、コンソール アニメーション効果のトリガーなどがあります。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
Header |
|