Stream オブジェクト
Stream オブジェクトは、呼び出しセッションに関連付けられているメディア ストリームまたはストリームの抽象化です。 ストリームおよびサブストリーム オブジェクトで公開されるインターフェイスとメソッドを使用すると、アプリケーションは、ストリームの一時停止、通信セッションへの新しいメディアの種類の追加、特定の会議参加者の音声ボリュームの調整など、非常に詳細な制御を実行できます。
ストリームの 2 つのメインの種類は、ストリームとサブストリームです。 標準実装のインターフェイスとメソッドはどちらも似ていますが、サブストリーミングを使用すると、より低いレベルの制御が可能になります。 すべてのメディア サービス プロバイダー (MSP) は、基本的なストリーム制御インターフェイスを実装する必要がありますが、サブストリームのサポートは省略可能です。
さらに、一部のサービス プロバイダーでは、ストリーム 用のプロバイダー固有のインターフェイス が実装されています。 たとえば、IPConf MSP は参加者レベルの制御を提供します。 概要については、「 IPConf MSP インターフェイス 」を参照してください。 実装される可能性があるその他のインターフェイスについては、サービス プロバイダーのドキュメントを参照してください。
MSP と TAPI は、発信セッションまたは着信セッションの初期セットアップ中に呼び出しのストリーム オブジェクトを作成します。 アプリケーションは、これらのストリームの適切なターミナルを識別し、ストリーム上のターミナルを選択する役割を担います。
MSP では、特定の呼び出しセッション操作の前にアプリケーションでストリームを停止または一時停止することが必要になる場合があることに注意してください。
ストリーム インターフェイスについては、「 Media Service Provider Interface (MSPI) リファレンス」を参照してください。
[ Select a Terminal]\(ターミナルの選択 \) コード例は、ストリームを列挙し、それらの上にターミナルを選択する例を示しています。