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DivisionResult オブジェクトの操作

DivisionResult オブジェクトは、Divider オブジェクトに含まれるストロークのレイアウト解析のスナップショットを表します。 これには、レイアウト分析からのストローク分類とグループ化情報が含まれます。

DivisionResult オブジェクトから、描画や手書きの線などの構造要素の種類によって情報を取得できます。 DivisionResult オブジェクトは、Divider オブジェクトが破棄された後も保持できます。 Automation では、このオブジェクトは IInkDivisionResult Interface オブジェクトと呼ばれます。

DivisionResult オブジェクトの Strokes プロパティには、DivisionResult オブジェクトの作成時に、Divider オブジェクトの Strokes コレクションのコピーが含まれています。

InkDivisionType 列挙は、レイアウト解析で認識される構造要素の型を定義します。

DivisionResult オブジェクトの ResultByType メソッドは、指定された型のすべての構造要素を含む DivisionUnits コレクションを返します。 個々の構造要素は、 DivisionUnit オブジェクトによって表されます。 ResultByType メソッドを呼び出すたびに、DivisionResult オブジェクトによって DivisionUnits コレクションが作成されます。 DivisionUnit オブジェクトの詳細については、「DivisionUnit オブジェクトの操作」を参照してください。