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Recognizer コンテキストの操作

Divider オブジェクトは RecognizerContext を使用して、認識セグメントの分析を改善し、手書き要素の認識テキストを生成します。

認識エンジン コンテキストを設定するには、Divider オブジェクトの RecognizerContext プロパティを使用するか、(マネージド コードで) Divider コンストラクターの呼び出しで認識エンジン コンテキストを指定します。 手書き認識エンジン以外の認識エンジンまたは空き入力機能をサポートしていない認識エンジンの認識エンジン コンテキストが RecognizerContext プロパティに割り当てられている場合は、例外がスローされます。

認識エンジンがインストールされていない場合、または認識エンジン コンテキストが Divider オブジェクトに割り当てられない場合、 Divider オブジェクトは認識エンジン コンテキストを使用しません。 この場合、レイアウト解析機能はセグメント分割を実行し、 テキストは DivisionResult オブジェクトに関連付けされません。

Note

ストロークが Divider オブジェクトに割り当てられた後は、RecognizerContext プロパティを変更できません。 Divider オブジェクトは、RecognizerContext オブジェクトの既定のプロパティ値を使用します。

 

Divider オブジェクトは、レイアウト分析中に手書きの要素に認識エンジン コンテキストを適用します。 認識エンジン コンテキストに直接割り当てるストロークは 、Divider オブジェクトによって無視されます。 テキスト認識の詳細については、「 手書き認識について」を参照してください。