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その他の区分線に関する考慮事項

アプリケーションで Divider オブジェクトを使用するタイミングと方法を決定するときは、次の点を考慮してください。

  • Divider オブジェクトは、図面と手書きのブロックを分離するように設計されていますが、テーブルや列など、より高いレベルの構造を認識しないように設計されています。
  • Divider オブジェクトには、レイアウト解析の結果を修正するためのインターフェイスは用意されていません。
  • タイムアウトとストロークヒューリスティックの数を使用して、 Divider オブジェクトのストロークに対して一度に複数のストロークを追加または削除すると、パフォーマンスが向上する可能性があります。

再分析に関する考慮事項

Divider オブジェクトが大量のインクを再分析する必要がある可能性があるアプリケーションで、Divider オブジェクトの使用を検討している場合は、次の点に注意してください。

インクとストロークのコピーの保持

アプリケーションは、アプリケーション セッションの後半で再検討される可能性があるアプリケーション要素の Ink オブジェクトと DivisionResult オブジェクトのコピーを保持できます。 これにより、ユーザーが 要素に戻った場合に Ink オブジェクトを再分析する必要がなくなります。 この方法では、パフォーマンスを向上させるためにメモリのトレードオフが行われます。

データ削減ヒューリスティック

分析結果をアプリケーション データとして記録し、ヒューリスティックを実装して、ストロークのセットを再分析するタイミングを決定できる場合があります。 この方法により、アプリケーション セッション間でアプリケーション内のすべてのインクを再分析する必要性が軽減されます。 ただし、構造要素の境界を保持したり、影響を受ける要素のすべてのストロークを再分析したりするには、注意が必要です。

InkDivider クラス

Microsoft.Ink.Divider クラス