タッチ展開なし
Microsoft .NET Frameworkを使用すると、Web サーバーまたはファイル サーバーからアプリケーションを展開できます。 "タッチなしの展開" と呼ばれるこの手法では、スマート クライアント アプリケーションのパフォーマンスと対話機能と、Web アプリケーションのすべての展開の利点が組み合わされます。 Web 経由でアプリケーションをデプロイするには、実行可能ファイルを含むフォルダーを右クリックし、 [プロパティ] を選択します。 [ Web 共有 ] タブで、[ このフォルダーを共有する] を選択します。 フォルダーのエイリアスを入力します。 これで、そのエイリアスをサーバー上のディレクトリとして使用することで、実行可能ファイルを Web 経由で実行できるようになりました。 タッチなしの展開の詳細については、「.NET スマート クライアント」および「.NET Frameworkでのタッチなしの展開」を参照してください。
Note
[プロパティ] ダイアログ ボックスの [Web 共有] タブを有効にするには、コンピューターにMicrosoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) がインストールされている必要があります。
タッチなしの展開は、他のWindows フォーム アプリケーションと同じ方法でインク対応アプリケーションに適用されます。 Microsoft Windows XP Tablet PC Edition ソフトウェア開発キット (SDK) によって提供されるサンプルには、サンプルの [Ink Web Samples]\(インク Web サンプル\) セクションにある自動要求サンプルのタッチなしの展開バージョンが含まれています。 この例では、元の 自動要求フォーム サンプル を取得し、Web 共有に配置するインストーラーを提供します。 Microsoft Internet エクスプローラー Web 共有にマップされているディレクトリ内のAutoClaims.exeに移動すると、アプリケーションが起動します。 サンプルの詳細については、「 No-Touch Deployment Web サンプル 」を参照してください。
Note
Web 経由で .NET アプリケーションをデプロイすると、アプリケーションが .NET セキュリティ モデルの影響を受ける可能性があります。 [ セキュリティと信頼 ] セクションでは、インク対応 Web アプリケーションでのセキュリティのしくみについて説明します。