ダイアログ ボックス内のコントロールの命名

Microsoft Windows ダイアログ ボックスを使用する場合は、音声機能を支援するためにすべてのコントロールにラベルを付ける必要があります。 下の [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスには、ドロップダウン リスト ボックスの静的テキスト コントロール ラベルが表示されています。 静的テキストの末尾にはコロンを付けます。

コントロールには、次の 2 つの種類があります:

• コマンド ボタンやチェック ボックスなど、そのコントロールのプロパティとしてキャプションを持つコントロール。 キャプションが適切に定義されていれば、これらのコントロールをアクセシビリティ ツールで問題なく識別できます。
• 編集コントロール、リスト ボックス、リスト ビューなど、独自のキャプションを持たないコントロールには、別の静的テキスト コントロールを使用してラベルを付ける必要があります。 独自のキャプションを持たないコントロールの詳細については、「キャプション プロパティのないコントロール」を参照してください。

コントロールに独自のキャプションがない状況に対応するには、いくつかの手法を使用できますが、それらの手法は標準ダイアログ マネージャー (SDM) によって表示されるウィンドウに対してのみ有効です。 他のすべてのウィンドウでは、Microsoft Active Accessibility を明示的にサポートすることで、コントロール間の名前と関係を公開する必要があります。 Active Accessibility の詳細については、「アクセシビリティ」を参照してください。