重要な相互運用性のシナリオ
タブレット PC アプリケーションがインクで効果的に動作するには、そのアプリケーションで次のことが可能である必要があります。
- ドキュメントのインクを失うことなく、アプリケーションのネイティブ バイナリ形式でドキュメントを保存します。
- ドキュメントのインクを失うことなく、アプリケーションが通常サポートする任意の形式 (HTML やリッチ テキスト形式 (RTF) など) でドキュメントを保存します。
- クリップボードを使用して、あるアプリケーションから別のアプリケーションにインクをコピーします。 これは、他のアプリケーションが HTML、RTF、ビットマップ (BMP) などの特定の形式のみを認識する場合に機能します。 また、コピー先アプリケーションがインクを認識するかどうかも機能します。 インクを認識する場合、コピー先アプリケーションは、コピーされたインクをイメージとしてだけでなく、インクとして解釈できます。
- インクを認識する 2 つのアプリケーションの間で、インクとテキストをコピーします。各アプリケーションには複数の Ink オブジェクトがあります。 これには、HTML、RTF、または同様の形式が必要です。
- 2 つのアプリケーション間でインクをコピーします。それぞれに 1 つの Ink オブジェクトがあります。 インク シリアル化形式 (ISF) で十分です。
- 複数の Ink オブジェクトを持つアプリケーションから、 Ink オブジェクトが 1 つしかないアプリケーションに インク をコピーします。 この場合、複数の Ink オブジェクトを持つアプリケーションは、 Ink Serialized Format (ISF) を生成できる必要があります。
- 1 つの Ink オブジェクトを持つアプリケーションから、複数の Ink オブジェクトを持つアプリケーションに インク をコピーします。 この場合、複数の Ink オブジェクトを持つアプリケーションは ISF を認識できる必要があります。