IInkAnalyzer::Search メソッド
認識された型を持つ、分析済みの筆記ストロークと分析済みの描画ストロークに対する、大文字と小文字を区別しない語句ベースのあいまい検索を行います。
構文
HRESULT Search(
[in] BSTR bstrPhraseToMatch,
[in, out] ULONG *pulSearchResultCount,
[out] ULONG **ppulStrokeCountPerResult,
[in, out] ULONG *pulStrokeIdsCount,
[out] ULONG **ppulStrokeIds
);
パラメーター
-
bstrPhraseToMatch [in]
-
現在分析されているストロークの代替候補にある語句。
-
pulSearchResultCount [in, out]
-
検索から返される結果の最大数。
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ppulStrokeCountPerResult [out]
-
各検索結果のストローク数の配列へのポインター。
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pulStrokeIdsCount [in, out]
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ppulStrokeIds 内のストローク ID の数。
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ppulStrokeIds [out]
-
一連のストロークを表すストローク ID の配列へのポインター。
戻り値
戻り値の説明については、インクの分析のクラスとインターフェイスに関する記事を参照してください。
解説
この検索では、複数の単語と 1 つの単語の部分文字列を検索します。 代替候補の認識結果と代替候補のセグメンテーションの両方が検索されます。
すべての受信文字列は、文化的な文字種規則に対応するよう、変換を行うための現在のスレッドの LCID を使用して、比較のために 1 つの文字種に変換されます。
渡される文字列は語句として扱われます。 単語と文字は、指定された順序でストロークの代替候補に表示される必要があります。 語句の最初と最後の単語は部分文字列として一致させることができます (最初の単語は代替候補の末尾に表示され、最後の単語は先頭に表示されます) が、それ以外のすべての単語 (語句の中の単語) は単語全体として表示される必要があります。
渡された文字列の文字間に空白がない場合、部分文字列は代替候補内の 1 つの単語内のどの場所にあってもかまいません。
文字間に空白があるかないかによってのみ、検索結果が変化します。 文字で囲まれていない空白は無視されます。 空白の種類は無視されます (文字間にタブまたはスペースのどちらがあっても同じ結果になります)。 空白の数は重要ではありません。文字間に 1 つのスペースがあっても 2 つのスペースがあっても同じ結果になります。
検索で opulateContextNode イベントが生成されることはありません。 既に設定されているストロークのみが検索対象になります。
要件
要件 | Value |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows XP タブレット PC エディション [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
サポートなし |
ヘッダー |
|
[DLL] |
|