IInkAnalyzer::GetDirtyRegion メソッド
前回の分析操作以降に変更された領域を取得します。
構文
HRESULT GetDirtyRegion(
[out] IAnalysisRegion **ppDirtyRegion
);
パラメーター
-
ppDirtyRegion [out]
-
前回の分析操作以降に変更された領域を記述する IAnalysisRegion 。
戻り値
戻り値の説明については、「 クラスとインターフェイス - インク分析」を参照してください。
解説
注意事項
メモリ リークを回避するには、オブジェクトを使用する必要がなくなったときに、ppDirtyRegion で IUnknown::Release を呼び出します。
このメソッドは、分析または再分析する必要がある領域を識別します。 ストローク データを追加、更新、または削除するすべての IInkAnalyzer メソッドは、ダーティ領域を更新します。 再分析する領域を手動でマークするには:
- IInkAnalyzer::GetDirtyRegion メソッドを使用して、ダーティリージョンを取得します。
- 手順 1 から領域をリージョンに追加するには、 IAnalysisRegion::UnionRegion メソッド または IAnalysisRegion::UnionRectangle メソッド を使用します。
- IInkAnalyzer::SetDirtyRegion メソッドを使用して、ダーティリージョンを更新します。
IInkAnalyzer は、IInkAnalyzer::Analyze メソッドまたは IInkAnalyzer::BackgroundAnalyze メソッドの呼び出し中に、ダーティ領域内のインクを分析します。 ただし、 IInkAnalyzer は、隣接する領域を含むように分析操作を拡張できます。
このプロパティには、隣接しない領域が含まれる場合があります。
完了したら、CoTaskMemFree を使用して ppDirtyRegion 配列からメモリを解放します。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows XP Tablet PC Edition [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
サポートなし |
Header |
|
[DLL] |
|