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ストレージ オブジェクトの名前付け規則

ストレージ オブジェクトとストリーム オブジェクトの名前は、一連の規則に従って指定されます。

ルート ストレージ オブジェクトの名前は、基になるファイル システム内のファイルの実際の名前です。 これは、ファイル システムが課す規則と制限に準拠しています。 ストレージ関連のメソッドと関数に渡されるファイル名文字列は、解釈されず、変更されずにファイル システムに渡されます。

ストレージ オブジェクト内に含まれる入れ子になった要素の名前は、特定のストレージ オブジェクトの実装によって管理されます。 ストレージ オブジェクトのすべての実装では、長さ 32 文字の入れ子になった要素名 ( NULL ターミネータを含む) をサポートする必要がありますが、一部の実装ではより長い名前がサポートされる場合があります。 ストレージ オブジェクトが大文字と小文字の変換を行うかどうかは、実装定義です。 その結果、要素名を定義するアプリケーションでは、大文字と小文字の変換を実行するかどうかに関係なく、許容される名前を選択する必要があります。 複合ファイルの COM 実装では、最大長が 32 文字の名前がサポートされており、大文字と小文字の変換は実行されません。