再送信の取り消し
送信先エンティティに対して指定されたタイムアウト期間内に通信要求に応答がなく、エンティティに再送信が指定されている場合、Microsoft WinSNMP 実装は要求を再送信します。 SnmpCancelMsg 関数を呼び出すと、この再送信サイクルを取り消し、メッセージ要求に関連付けられている内部データ構造を解放できます。
宛先エンティティが SnmpCancelMsg 関数の呼び出しによって取り消された SNMP メッセージを受信する可能性があることに注意してください。 また、宛先エンティティが取り消された SNMP メッセージに応答できる場合もあります。 これは、トランザクション キューが複数のレベルで発生するためです。 ただし、 SnmpCancelMsg の呼び出しによってメッセージが取り消されると、Microsoft WinSNMP の実装では、メッセージの再送信、応答 PDU の送信、そのメッセージのアプリケーションへのタイムアウト通知の送信は行われません。