ユーザー環境変数
環境変数は、ファイルの検索パス、一時ファイルのディレクトリ、アプリケーション固有のオプション、およびその他の同様の情報を指定します。 システムは、ユーザーごとに環境ブロックを保持し、1 つはコンピューター用に保持します。 システム環境ブロックは、特定のコンピューターのすべてのユーザーの環境変数を表します。 ユーザーの環境ブロックは、システム環境変数のセットを含め、その特定のユーザーに対してシステムが保持する環境変数を表します。
既定では、各プロセスは親プロセスの環境ブロックのコピーを受け取ります。 通常、これはログオンしているユーザーの環境ブロックです。 プロセスでは、CreateProcess または CreateProcessAsUser関数を使用して、子プロセスに異なる環境ブロック指定できます。
環境変数を追加または変更するには、コントロール パネルのからシステム 選択し、[環境] タブを選択します。ユーザーは、set コマンドを使用して、コマンド プロンプトで環境変数 追加または変更することもできます。 set コマンドで作成された環境変数は、それらが設定されているコマンド ウィンドウとその子プロセスにのみ適用されます。 詳細については、「set /?コマンド プロンプトで します。
特定のユーザーの環境ブロックのコピーを取得するには、CreateEnvironmentBlock 関数を使用します。 CreateEnvironmentBlock によって作成された環境ブロック解放するには、DestroyEnvironmentBlock 関数を使用します。 これらの関数は、環境ブロックへのポインターを参照します。 環境ブロックは、null で終わる Unicode 文字列の配列です。 リストは 2 つの null (\0\0) で終わります。
指定したユーザーの環境ブロックを使用して環境変数を含む文字列を展開するには、ExpandEnvironmentStringsForUser 関数を使用します。