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StrRetToStrN 関数

IShellFolder::GetDisplayNameOf によって返される STRRET 構造体を受け取り、それを文字列に変換し、結果をバッファーに格納します。

構文

BOOL StrRetToStrN(
  _Out_   LPTSTR        pszOut,
  _In_    UINT          cchOut,
  _Inout_ LPSTRRET      pStrRet,
  _In_    LPCITEMIDLIST pidl
);

パラメーター

pszOut [out]

種類: LPTSTR

表示名を保持するバッファー。 null で終わる文字列として返されます。 cchOut が小さすぎると、名前は切り捨てられ、収まります。

cchOut [in]

型: UINT

pszOut のサイズ (文字単位)。 cchOut が小さすぎる場合、文字列は収まるように切り捨てられます。

pStrRet [in, out]

種類: LPSTRRET

STRRET 構造体へのポインター。 関数が戻ると、このポインターは無効になります。

pidl [in]

型: LPCITEMIDLIST

項目の ITEMIDLIST 構造体へのポインター。

戻り値

種類: BOOL

成功した場合は TRUE 、失敗の場合 は FALSE

解説

Note

バージョン 5.0 Shell32.dll、この関数の呼び出しは StrRetToBuf の呼び出しと同じです。

 

StrRetToStrN は名前によってエクスポートされません。 これを使用するには、 GetProcAddress を使用し、Shell32.dllから序数 96 を要求して関数ポインターを取得する必要があります。

pStrRet が指す構造体の uType メンバーがSTRRET_WSTRに設定されている場合、その構造体の pOleStr メンバーは戻り時に解放されます。

この関数は、Shlwapi.dllではなく、Shell32.dllからエクスポートされることに注意してください。 また、Shlwapi.h ではなく Shlobj.h にも含まれています。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
[DLL]
Shell32.dll (バージョン 4.71 以降)

関連項目

StrRetToStr

StrRetToBuf