移動ユーザー プロファイル
コンピューターがネットワーク上で Windows 2000 Server 以降を実行している場合、ユーザーは自分のプロファイルをサーバーに格納できます。 これらのプロファイルは、 ローミング ユーザー プロファイルと呼ばれます。
ローミング ユーザー プロファイルには、次の利点があります。
- リソースの自動可用性。 ユーザーの一意のプロファイルは、ネットワーク上の任意のコンピューターにログオンすると自動的に使用できます。 ユーザーは、ネットワーク上で使用する各コンピューターにプロファイルを作成する必要はありません。
- コンピューターの交換とバックアップが簡略化されました。 ユーザーのコンピューターを交換する必要がある場合、ユーザーのプロファイル情報はすべて、個々のコンピューターに関係なく、ネットワーク上で個別に維持されるため、簡単に置き換えることができます。 ユーザーが新しいコンピューターに初めてログオンすると、ユーザーのプロファイルのサーバー コピーが新しいコンピューターにコピーされます。
ユーザーが LogonUser 関数を使用してログオンしている場合、ユーザーのプロファイルは自動的に読み込まれません。 ローミング ユーザー プロファイルをプログラムで読み込むには、 LoadUserProfile 関数を使用します。 LoadUserProfile によって読み込まれたローミング ユーザー プロファイルをアンロードするには、UnloadUserProfile 関数を呼び出します。