ファイルのルート ビューを表示する方法
名前空間拡張機能を使用すると、ユーザーがファイルをフォルダーとして表示するのではなく、ファイルの内容を参照できます。 この種類の拡張機能は、通常、 ファイルの種類のメンバーの内容を表示するために使用されます。 たとえば、ファイルの種類のメンバーには、階層内に整理された複数の圧縮ファイルまたはイメージが含まれている場合があります。 ユーザーがこのようなファイルの内容を表示できるようにアプリケーションを作成するのではなく、代わりに名前空間拡張機能を記述し、Windows エクスプローラー表示を処理できます。
拡張子にファイルの内容を表示させるには、ルートビューを使用する必要があります。 ファイルの種類のメンバーのルートビューを提供する最も一般的な方法は、Explorer.exeのインスタンスを起動する ショートカット メニュー動詞 を定義することです。 この動詞を既定の動詞にすると、ダブルクリックによってファイルのルート ビューも開きます。 レジストリを変更してファイルの種類のすべてのメンバーに動詞を定義するか、ショートカット メニュー ハンドラーを実装してファイルごとに動詞を動的に定義できます。
Instructions
次の例では、レジストリを使用して、レジストリを変更することで、ファイルの種類のメンバーのルート ビューを提供する方法を示します。 サンプル レジストリ エントリは、「 ショートカット メニューの拡張」の例の 1 つを変更したものです。 レジストリ エントリは、ファイルの種類として .myp ファイル名拡張子を持つファイルを定義し、 browse 動詞を使用してその型のメンバーのルート ビューを起動します。
HKEY_CLASSES_ROOT
.myp
(Default) = MyProgram.1
MyProgram.1
(Default) = MyProgram Application
Shell
(Default) = browse
browse
command
(Default) = %SYSTEMROOT%\explorer.exe /e,/root,{Extension CLSID}, "%1"
同じ動詞を使用して、 ShellExecute 関数を呼び出して、ファイルの種類のメンバーのルートビューをプログラムで起動できます。
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