DFM_INVOKECOMMANDEX メッセージ
拡張メニュー・コマンドを呼び出すために LPFNDFMCALLBACK を要求するために、デフォルトのコンテキスト・メニュー実装によって送信されます。
DFM_INVOKECOMMANDEX
wParam = (WPARAM)(int) idCmd;
lParam = (LPARAM)(DFMICS) PDFMICS;
パラメーター
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idCmd [in]
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選択したメニュー コマンドのコマンド ID。 次のフラグが認識されます。
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DFM_CMD_DELETE
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DFM_CMD_MOVE
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DFM_CMD_COPY
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DFM_CMD_LINK
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DFM_CMD_PROPERTIES
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メニューが呼び出された項目の [プロパティ ] UI を表示します。
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DFM_CMD_NEWFOLDER
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DFM_CMD_PASTE
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DFM_CMD_VIEWLIST
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DFM_CMD_VIEWDETAILS
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DFM_CMD_PASTELINK
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DFM_CMD_PASTESPECIAL
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DFM_CMD_MODALPROP
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DFM_CMD_RENAME
PDFMICS [in]
選択したメニュー・コマンドへの追加の引数を含む DFMICS 構造体へのポインター。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。
注釈
このメッセージを受信すると、既定の実装で コマンドの既定のハンドラーを呼び出す場合は、関数から S_FALSEが返されます。 メッセージが処理された場合は、S_OKを返します。 それ以外の場合は、標準の HRESULT エラー コードを返します。
このメッセージは、コールバックの実装方法に応じて、コールバック関数またはコールバック オブジェクトに送信されます。 コールバック構築には、コールバック関数へのポインターを受け取るCDefFolderMenu_Create2、または IContextMenuCB をサポートするコールバック オブジェクトを使用する SHCreateDefaultContextMenu という 2 つの API があります。
コマンドが呼び出される項目は、コールバック関数または IContextMenuCB::CallBack メソッドに渡されるデータ オブジェクトで提供されます。 このデータ オブジェクトは、コールバックを実装するデータ ソースによって提供されます。 データ オブジェクトから項目を抽出するには、 SHCreateShellItemArrayFromDataObject を使用します。
DFM_INVOKECOMMAND は、コールバックにそれほど多くの情報を提供しない、このメッセージのより単純なバージョンです。 DFM_INVOKECOMMANDEXによって提供される追加情報が実装に必要ない場合は、DFM_INVOKECOMMANDを使用します。
要件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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