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CreateUserProfileEx 関数

[この関数は Windows Vista の時点では使用できません。]

指定したユーザーのユーザー プロファイルを作成します。

構文

BOOL WINAPI CreateUserProfileEx(
  _In_      PSID    pSid,
  _In_      LPCTSTR lpUserName,
  _In_opt_  LPCTSTR lpUserHive,
  _Out_opt_ LPTSTR  lpProfileDir,
  _In_      DWORD   dwDirSize,
  _In_      BOOL    bWin9xUpg
);

パラメーター

pSid [in]

種類: PSID

新しいユーザーの SID。

lpUserName [in]

種類: LPCTSTR

新しいユーザーのユーザー名を含むバッファーへのポインター。

lpUserHive [in, optional]

種類: LPCTSTR

使用する レジストリ ハイブ を含むバッファーへのポインター。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。

lpProfileDir [out, optional]

種類: LPTSTR

この関数が戻るときに、ユーザーのプロファイル ディレクトリ パスを受け取るバッファーへのポインター。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。

dwDirSize [in]

型: DWORD

TCHAR の lpProfileDir で指定されたバッファーのサイズ。

bWin9xUpg [in]

種類: BOOL

ユーザー プロファイルが Windows 9x からのプロファイル移行の一部として作成されている場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE

TRUE の場合、ユーザー プロファイルは既定のプロファイル ディレクトリ (通常は C:\Documents and Settings\UserName) に設定されます。 そのディレクトリが既に存在する場合は、そのディレクトリが使用されます。 そうでない場合は、作成されます。

FALSE の場合、既定のプロファイル ディレクトリが存在しない場合は作成されます。 既定のプロファイル ディレクトリが既に存在する場合は、このユーザー プロファイル用に新しいディレクトリが作成されます。

戻り値

種類: BOOL

新しいユーザー プロファイルが正常に作成された場合は TRUE を 返します。それ以外の場合は FALSE

解説

この関数は、ソフトウェア開発キット (SDK) ヘッダーでは宣言されておらず、関連付けられたインポート ライブラリがありません。 Userenv.dllにリンクするには、 LoadLibrary 関数と GetProcAddress 関数を使用する必要があります。 関数 CreateUserProfileExA の ANSI バージョンは、Userenv.dllから序数 153 として参照されます。 Unicode バージョン の CreateUserProfileExW は序数 154 として参照されます。

必要条件

要件
クライアント サポートの終了
Windows XP
[DLL]
Userenv.dll
Unicode 名と ANSI 名
CreateUserProfileExW (Unicode) と CreateUserProfileExA (ANSI)